SOFTWARE

オートグラフ 向く人、向かない人 1

※この記事は2014年1月24日に(株)精研ブログに掲載された記事です。

タジマ刺しゅうミシン(tajimajapan.com)のニュースで紹介されている、ネーム刺しゅうソフト『オートグラフ』。当ブログの「考察―オートグラフ―」でも紹介しましたが、オートグラフ単体の詳細はタジマ刺しゅうミシンの方がわかりやすいと思いますので、興味のある方は是非そちらをご覧いただけたらと思います。⇒『ネーム刺しゅうソフト  オートグラフ』

去年の秋から弊社でも展示会やイベントで使ってみました。簡単に操作できて、刺しゅうデーターやパンチングの知識がなくてもネーム作成が可能で、オートグラフに柄(いわゆる刺しゅうデザイン)を登録しておけば、形や大きさも編集可能です。また、テンプレート(ひな形)がいくつか用意されてるので、柄と、ネームを組み合わせたい時に、それぞれのデザインの配置に悩む必要がなく刺しゅうデーター作成ができます。また、テンプレート自体を編集可能なので事実上、使う人の思い通りに柄やネームを配置できます。そして、工業用刺しゅうミシンメーカーが発売するソフトウェアとしては低価格(20万円消費税別)なのも魅力です。

タジマ刺しゅうミシンのページにも紹介されていますが、NEO6と組み合わせたキャンペーンを実施しており、100万円以内で本格的にデーター作成と刺しゅう加工が可能になります。

ソフトとしての使い勝手の良さは折り紙つきのオートグラフですが、オリジナルデーターを作成するのはどちらかというと苦手です。オートグラフには「自動デジタイジング」という機能があり、元のデザインをオートグラフの画面上に取り込んで、自動で刺しゅうデーターを作成してくれるのですが、なにせソフトが考えて刺しゅうデーターに変化するので、思うような柄(刺しゅうデザイン)に仕上がるかどうかはわかりません。

実際の商談でも、はじめオートグラフを勧めていたのですが、お客様のお話を聞くうちにオートグラフでは機能不足ということで、本格的な刺しゅうデーター作成ソフトを購入していただいているケースもあります。

ではオートグラフはどんな人に向いているのでしょうか。次回はそのあたりを掘り下げて書いてみたいと思います。

関連記事

  1. パルスクラウドは刺繍ビジネスのシーンを変えるか
  2. オートグラフ―向く人、向かない人 2 

特集記事

  1. パルスクラウドは刺繍ビジネスのシーンを変えるか
  2. ニードルパンチアタッチメント
  3. トレース機能は使ってますか?

Tecnical News

注目記事

ENOTECA Online(ワイン通販 エノテカ・オンライン)

Products

MOVIE

SOFTWARE

Tecnical News

PAGE TOP