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ファインステッチモードの調整とは

平成28年3月17日に掲載された精研ブログの記事、『ファインステッチモードってなに?』 ではファイステッチモード(以下FSモード)の概要を簡単に説明しました。セッティングについては具体的に説明しましたが、調整については「難しい」と簡単に述べるに留まっています。ではFSモードの調整とはどんな調整なのでしょうか。通常の刺繍をする時に行う調整と何が違うのでしょうか。

それではお答えします。FSモード時に行わなければならない調整方法とは

しっかり糸調子をとる

です。・・・ん?そんな当たり前のこと?とズッコケてしまった方もいらっしゃるかも知れませんが、『しっかり糸調子をとる』 なのです。ただし、ここでいう糸調子というのは「上糸と下糸のバランスをとって・・・」という糸調子ではありません。

糸に緊張やストレスをかけないために、極めて緩い糸調子をとる という意味です。少し専門的な説明をするとテンションをできるだけかけないようにするということになります。

テンションをかけないということは、ずっとユルユルで縫うことになるのできれいな風合いを表現しようとする場合、使用する糸と生地の折り合う部分は通常の刺繍に比べて極めて狭くなります。これがFSモードが難しい理由の一つといえます。

他にもいろいろ注意すべきポイントはあるのですが、それは4月以降、弊社に刺繍機が到着してから紹介していきます。

タジマのニューモデルをこれから導入される予定の方、FSモード、是非、挑戦してみてくださいね。

 

 

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