※この記事は2014年11月25日に㈱精研ブログに掲載された記事を再掲載しています。
TAJIMAの新しいボビンチェンジャー『スマートボビンチェンジャー』のデモ機が届いたのでさっそく組み立てました。今までボビンチェンジャーというと、20頭くらいの多頭機で使用するという印象がどうしても強いですが、実は少数頭機でもかなり有用性が高いことが分かってきております。
特にテーブル縦長を長くしてあるような特殊なタイプの刺繍機における下糸交換作業は特に作業性が落ちるので、オペレーターの人がミシンテーブルの下に潜って作業すること自体が精算効率に悪影響を及ぼしているのかもしれません。弊社で販売した刺繍機では過去に4頭の刺繍機にボビンチェンジャーを搭載したことがあります。ミシンヘッド数が少ないので「生産効率の向上に役立つとは思えない」と申し上げたところ、「自動化できることは作業工程上いいことだから」と、お客様から言われて導入の運びになったのです。そのお客様の工場に刺繍機を設置して1年が過ぎましたが、ようやくその効果が目に見える形で表れてきています。
さて、今日届いた『スマートボビンチェンジャー』デモ機。これから展示会などで見ていただけるようになりますが、動画撮影もしましたので、ひとまず先に動画をご覧ください。